
10月に入り、朝晩の風がすっかり涼しくなってきました。金木犀の香りがふとした瞬間に漂ってきて、秋の訪れをやさしく感じさせてくれます。
日中との寒暖差に体が追いつかない日もありますが、それもまたこの季節ならではの風物詩。そんな秋の夜長に、じっくりと次のPC選びを考えてみるのはいかがでしょうか。
そこで今週も、ThinkPadの価格動向をチェックしていきましょう。
今週のThinkPad価格について
毎週何かしら値下げがあるLenovo公式ストアですが、2025年10月4日時点、10月の第一週における価格を先週と比べてみました。
残念ながら、今週は値引き対象となる機種はありませんでした。
価格はほぼ先週と同じ、もしくは少し値上げされているものが見られます。
詳しい情報はこちらのページからご覧ください。
新モデルが発表された直後は、既存モデルの価格が大きく動かない傾向にあります。来週以降、旧世代モデルの在庫整理などでセール対象になる可能性もあるため、引き続き注目していきたいところです。
今週の動きについて
ThinkPadのPシリーズとTシリーズに、それぞれAI時代に対応した新世代モバイルワークステーションが2機種追加されました。
ただし、直販サイトでの販売はまだ確認できていません。ここでは、その2機種を少しご紹介します。
ThinkPad P1 Gen 8
16インチのモバイルワークステーション「ThinkPad P1 Gen 8」は、性能と携帯性を兼ね備えたプレミアムモデル✨
最新のIntel Core Ultra 5/7/9 Hプロセッサー(シリーズ2)を搭載し、AI処理に強いNPUも内蔵🧠💡。さらに最大でNVIDIA RTX PRO 2000 Blackwell Laptop GPUにも対応し、プロフェッショナル用途にもしっかり応えてくれます。
📺16インチの広々としたディスプレイ(画面占有率91.7%)は、FHD+やUHD+ IPS、さらには3.2K Tandem OLEDタッチまで選択可能🌈✨
最大64GBメモリと8TBストレージ対応で、映像編集・3D制作・CAD設計といった高負荷作業も快適にこなせます。バッテリーは大容量90Whで交換可能、出先でも安心して使える設計です🔋🎒
🎯おすすめのユーザー
▶ 映像編集や3Dクリエイションに携わる方
▶ 建築・設計などCADを日常的に使う方
▶ 外出先でもパワフルな性能を求める技術者やデザイナー
持ち運びやすく、それでいて本気の性能。
クリエイティブやエンジニアリングに真剣に取り組む方におすすめの1台です💼🔥
ThinkPad T1g Gen 8
Intel Core Ultra 7/9 Hプロセッサー(シリーズ2)とNPUを搭載し、AI推論から開発・制作までしっかり対応💡💻。
最大でGeForce RTX 5070 Laptop GPUにも対応し、映像制作やゲーム開発といった重たい処理もスムーズにこなします🎮🎥✨
📺16:10比率の大画面と狭額ディスプレイで没入感たっぷり👀✨
FHD+から3.2K OLEDまで選べるディスプレイ、約1.84kg〜の軽量設計、さらに90Wh大容量バッテリーで、外でもオフィスでもしっかり活躍します。
🎯おすすめのユーザー ▶ AIアプリやソフトウェアの開発に取り組む方 ▶ 動画編集やデザイン制作を行うクリエイター ▶ 出張先でも快適な処理性能を求めるビジネスパーソン
性能・モビリティ・拡張性のバランスが絶妙なTシリーズ最上位モデル。価格は税込630,300円~で、2025年9月30日に発売されました📆🛒
この2機種の違い
ThinkPad P1 Gen 8は、ワークステーション向けのプロ仕様モデル。専門的なクリエイティブ・設計・開発業務をターゲットにしています。
一方のThinkPad T1g Gen 8は、ビジネス向けのハイパフォーマンスモデル。AI開発や動画編集などの重作業にも応えるTシリーズの最上位機種です⚙️
項目 | P1 Gen 8 | T1g Gen 8 |
---|---|---|
最大GPU | NVIDIA RTX PRO 2000 Blackwell | GeForce RTX 5070 Laptop |
用途の違い | ワークステーション用途(CAD、3DCG、レンダリング)に最適 | クリエイティブ・開発用途(動画編集、AI開発など)に最適 |
認証 | ISV認証あり(業務用ソフトとの互換性保証) | ISV認証なし(一般向けGPU) |
筆者ならこう選ぶ
もし私が今、業務で使うメイン機として選ぶなら、ISV認証の信頼性から「ThinkPad P1 Gen 8」を選びます。
クライアントから預かる大切な設計データを扱う上で、業務用ソフトウェアとの互換性が保証されているのは何よりの安心材料です。
一方で、趣味の動画編集や最新AIアプリを試すのがメインなら、よりグラフィック性能の高いGPUを搭載できる「ThinkPad T1g Gen 8」が魅力的に映りますね。
10万円以下で購入できるモデル
今週も10万円以下で購入できるThinkPadをピックアップしました。
14インチモデル
ThinkPad L13 Gen 4 AMD
ThinkPad L13 Gen 4(AMD)は、13.3インチWUXGA液晶を搭載した、軽量かつ高性能なビジネスノートPC💻。
オンボード16GBメモリと256GB SSDで日常業務もスムーズ。1080pカメラ付きでWeb会議も安心です。
ThinkPad E14 Gen 6 (AMD)
ThinkPad E14 Gen 6(AMD)は、14インチWUXGA液晶とAMD Ryzen 5を搭載したスタイリッシュなモデル✨。
8GBメモリと256GB SSDで、普段の業務にぴったりのバランスです。
16インチモデル
ThinkPad E16 Gen 1(AMD)は、大画面16インチ液晶&テンキー付きキーボードを備えた快適作業モデル💼。
16GBメモリ・512GB SSD搭載で、日常業務も安心です。
ThinkPad E16 Gen 2(AMD)
ThinkPad E16 Gen 2(AMD)は、コスパ重視の16インチモデル。
Ryzen 3+DDR5メモリで基本業務をしっかりカバーし、テレワークにも最適です。
まとめ
今週はThinkPadの値引きは確認できませんでしたが、新しい本格派モデルが2機種も発表されました。
一方で、直販サイトでは10万円以下で購入できるモデルが引き続き安定して販売されており、幅広いニーズに応えています。
用途に応じて、プロ仕様の一台を選ぶのか、それとも手頃で扱いやすいモデルを選ぶのか。秋の夜長に、次の相棒を考えてみるのも良いタイミングかもしれません🍂
AIによるこの記事の解説
- ポイント1: 2025年10月第1週時点ではThinkPadの価格変動は少なく、値下げ対象モデルはなしと明確に報告されている。
- ポイント2: AI時代に対応した新機種「ThinkPad P1 Gen 8」と「T1g Gen 8」の詳細なスペック・特徴が比較表も含めて丁寧に紹介されている。
- ポイント3: 10万円以下で買えるお得なThinkPadモデルも具体的に複数紹介され、購入者の選択肢が広がる構成となっている。
よくある質問(FAQ)
2025年10月第1週は、値下げ対象モデルは確認されていません。
2025年9月30日に発表されましたが、直販サイトでの販売は未確認です。
AI開発や動画編集などを行うクリエイターやビジネスパーソンに最適です。
E14 Gen 6やE16 Gen 2などが税込10万円以下で販売中です。
P1はISV認証付きで設計向け、T1gはAI・映像制作向けです。