5月も終わりに近づき、日中はじっとしていても汗ばむような暑さが続くようになりました。週間天気予報を見ていると、そろそろ梅雨入りの気配も漂ってきて、季節の移り変わりを感じます。

そんな中、夏のボーナスがそろそろ気になる時期。何か新しいガジェットやツールを手に入れたくなる人も多いのではないでしょうか。
タイミングよく、ThinkPadの新型モデルが登場しはじめています。それと同時に、旧モデルの値引きも進んでいて、今が狙い目。あなたは新型を選びますか?それとも、お得な価格を狙いますか?
今週のThinkPadのお得情報をまとめました!🔍💡
※この記事に掲載している価格情報は、2025年5月時点のものです。時期によって変わることもあるので、ご購入前には最新情報をしっかり確認してくださいね!
2025年5月の新型モデル

5月16日より、ThinkPadの最新モデルが3機種登場しました。夏のボーナス前にしっかりチェックしておきたいラインナップです。
ラインナップは14型の「T14 Gen 6 ILL」と「T14 Gen 6 IAL」、そして16型の「T16 Gen 4」。性能と価格のバランスで選びやすく、用途に合わせた選択がしやすいモデルが揃っています。
- ThinkPad T14 Gen 6 ILL(14型 Intel) ¥176,880~
- ThinkPad T14 Gen 6 IAL(14型 Intel) ¥149,666~
- ThinkPad T16 Gen 4(16型 Intel) ¥150,348~
14インチモデルが約1.38kg~であるのに対し、16インチモデルは約1.76kg~と重くなるため、持ち運び用途というよりは、デスクに据えてじっくり作業するのに適したノートPCです。

スペックの違いに見る3台
項目 | ThinkPad T14 Gen 6 ILL (14型 Intel) | ThinkPad T14 Gen 6 IAL (14型 Intel) | ThinkPad T16 Gen 4 (16型 Intel) |
---|---|---|---|
プロセッサー | インテル® Core™ Ultra 5 228V (LPEコア最大3.50GHz / Pコア最大4.50GHz) | インテル® Core™ Ultra 5 225U (Eコア最大3.80GHz / Pコア最大4.80GHz) | インテル® Core™ Ultra 5 225U (Eコア最大3.80GHz / Pコア最大4.80GHz) |
OS | Windows 11 Home 64bit | ||
グラフィックス | インテル® ARC™ グラフィックス(CPU内蔵) | 内蔵グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
メモリ | 32 GB LPDDR5X-8533MT/s(オンボード) | 16 GB DDR5-5600MT/s(2×8GB) | 16 GB DDR5-5600MT/s(2×8GB) |
ストレージ | 256 GB SSD(M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4、TLC、OPAL対応) | ||
価格(税込) | ¥176,880 | ¥149,666 | ¥150,348 |
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見極めかた
ThinkPad T14 Gen 6 IAL」と「ThinkPad T16 Gen 4」の主な違いは画面サイズです。一方、「ThinkPad T14 Gen 6 ILL」と「ThinkPad T14 Gen 6 IAL」では、搭載CPUの違いからグラフィック性能にも差があり、特に「ILL」モデルは「インテル® ARC™ グラフィックス(CPU内蔵)」により高い描画能力が期待できます。
ThinkPad T14 Gen 6シリーズに搭載されている「インテル® Core™ Ultra 5 228V」と「225U」は、同じ第14世代のCore Ultraプロセッサーですが、設計思想と性能バランスに違いがあります。228Vは「LPEコア(Low Power Efficiency Core)」を搭載し、より消費電力を抑えつつ高効率な動作を実現する設計。
一方225Uは「Eコア(Efficiency Core)」を中心に構成されており、マルチタスク処理や高いクロック性能を持つPコアも強化されているため、パフォーマンス重視の構成です。簡単に言えば、228Vはバッテリー持ちや静音性を意識した軽量モデル向け、225Uは汎用的な作業やビジネスユースにバランスのとれた構成という位置づけです。
簡単に言えば、228Vはバッテリー持続時間や静音性を重視するモバイル利用に適した設計で、225Uは日常的な作業やビジネス用途においてバランスの取れたパフォーマンスを発揮する構成と言えるでしょう。
どんな人に向いている?
💻 ThinkPad T14 Gen 6 ILL(14型 Intel/高性能モデル)
こんな人におすすめ:
- モバイルでも高いパフォーマンスを求める人
- 長時間バッテリー駆動を重視するビジネスパーソン
- 軽量でもメモリ32GB欲しいクリエイティブ系ユーザー
向いている作業:
- 高解像度の画像編集や軽めの動画編集
- 複数アプリの同時起動(Office+ブラウザ+Teamsなど)
- 出張や移動が多い中でもハイスペック環境を維持したい人
💼 ThinkPad T14 Gen 6 IAL(14型 Intel/スタンダードモデル)
こんな人におすすめ:
- コストパフォーマンス重視の法人・個人ユーザー
- 主にOfficeやウェブ中心の一般的な業務ユーザー
- テレワークやリモート会議が多いビジネスパーソン
向いている作業:
- Office(Word・Excel・PowerPoint)中心の業務
- ブラウジング、メール、リモート会議など
- 複数画面でも安定動作する作業環境が欲しい人
🖥 ThinkPad T16 Gen 4(16型 Intel/大画面モデル)
こんな人におすすめ:
- 大画面で作業効率を重視するデスクワーク中心の人
- ノートPCでも据え置き用途がメインな方
- スプレッドシートや資料を広く見たい管理職・経理担当
向いている作業:
- 大型Excelファイルや複数ドキュメントの同時表示
- 長時間の資料作成や閲覧作業
- 自宅やオフィスで据え置き+外部モニター接続を前提とした作業
2025年5月第4週の値引きモデル
今週確認された値下げモデルは以下通りです。

スペックで各マシンの違いを確認
それぞれ全く異なるマシンですが、スペックで見比べられるように修正しました
項目 | ThinkBook 14 Gen 8 (ThinkPad弟分) | ThinkPad E16 Gen 2 (AMD) | ThinkPad E14 Gen 5 | ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition |
---|---|---|---|---|
プロセッサー | インテル® Core™ 5 210H (Eコア 最大3.60GHz / Pコア 最大4.80GHz) | AMD Ryzen™ 3 7335U (3.00GHz 最大4.30GHz) | インテル® Core™ i5-1335U (Eコア 最大3.40GHz / Pコア 最大4.60GHz) | インテル® Core™ Ultra 5 226V (LPEコア 最大3.50GHz / Pコア 最大4.50GHz) |
OS | Windows 11 Home 64bit | |||
グラフィックス | 内蔵グラフィックス | 内蔵グラフィックス | インテル® Iris® Xe グラフィックス | インテル® ARC™ グラフィックス(CPU内蔵) |
メモリ | 8 GB DDR5-5600MT/s | 8 GB DDR5-4800MT/s | 16 GB DDR4-3200MHz (8 GB SODIMM + 8 GB オンボード) | 16 GB LPDDR5X-8533MT/s(オンボード) |
ストレージ | 256 GB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC | 256 GB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC OPAL対応 | 512 GB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC OPAL対応 | 512 GB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 TLC OPAL対応 |
ディスプレイ | 14" WUXGA (1920×1200) IPS, 非光沢, 300nit | 16" WUXGA (1920×1200) IPS, 非光沢, 300nit | 14" WUXGA (1920×1200) IPS, 非光沢, 300nit | 14" WUXGA (1920×1200) IPS, 非光沢, 100%sRGB, 500nit, マルチタッチ |
カメラ | 1080p FHDカメラ、マイク | 1080p FHDカメラ(プライバシーシャッター付)、マイク | 720p HDカメラ(プライバシーシャッター付)、マイク | IRカメラ+1080p FHDカメラ |
バッテリー | 3セル 45Wh | 3セル 47Wh | 3セル 57Wh | 3セル 57Wh |
価格(税込) | ¥112,904 → ¥99,660 | ¥98,307 → ¥92,697 | ¥104,390 → ¥102,190 | ¥262,306 → ¥252,164 |
気になるポイント
筆者としては、メモリが8GB・16GBと少々低さが気になります。
もちろん普通のWebサイト閲覧・ビデオ会議・メールなどの事務作業には全然問題が無いのです。

しかし、将来的に複数のアプリケーションを同時に快適に使いたい、あるいは少しでもPCの動作に余裕を持たせたいと考えるなら、カスタマイズで16GB以上(できれば32GB)を選択するか、上位モデルを検討するのも良いでしょう
複数の作業をする際、メモリの不足が気になる点です。
まとめ
今回のセールは、新機種の登場と旧モデルの値引きが重なっていて、どのモデルを選ぶか非常に悩ましいタイミングです。特に注目したいのは、最新のThinkPad T14 Gen 6 ILLにメモリ32GBを搭載した高性能構成が20万円を切る価格で手に入る点。これまでメモリ32GBモデルはハイエンド層向けという印象でしたが、今回のモデルはぐっと身近な存在になっています。
とはいえ、すべての人にそこまでの性能が必要かといえば、必ずしもそうではありません。特に「軽めの事務作業やブラウジングが中心で、長く安定して使いたい」と考える人にとっては、スペックと価格のバランスに優れた「ThinkPad T14 Gen 6 IAL(14型 Intel)」が非常に魅力的な選択肢です。メモリ16GB、最新のCore Ultraプロセッサーを搭載しつつ15万円を切る価格帯は、まさに“ちょうどいい”1台。長く使えるビジネスノートとして、本命になりそうです。
AIによるこの記事の解説
- ポイント1: ThinkPadの2025年5月最新モデル3種(T14 Gen 6 ILL/IAL、T16 Gen 4)が紹介され、それぞれの性能や用途に応じた特徴が詳細に解説されています。
- ポイント2: 最新モデル登場に伴う旧モデルの値下げ情報も豊富で、ThinkBookやX1 Carbonなどの他機種との価格・スペック比較も丁寧に行われています。
- ポイント3: 各モデルのおすすめユーザー像や用途、メモリ容量の選び方まで網羅されており、読者のニーズに合った選択肢の提示がなされています。