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ThinkPad X1 Carbon 2017モデルへのSSD自己換装体験: 256GBから1TBへのステップアップ方法

このブログでも何度も活躍記事にしている中古のThinkPad X1 Carbon(2017モデル)につきまして、当初はSSDの容量が256GBだったのですが、やっぱり容量不足に陥ってきました。
今回はこのThinkPadに大容量SSDを搭載することにしました。

購入したパソコンのレビュー記事はこちらです
中古のThinkPad X1 Carbon(2017モデル)を購入しました!

用意するもの

  • 交換用の大容量SSD
  • SSDをUSB経由接続するアダプタ
  • ソフトウェア用の代金

新しいSSDが届いたら

SN580

今回は1万円くらいで手に入る1TBのSSDにしました。
2017年モデルなので、あまり高速用のSSDを買っても規格が対応していないと思います。

SSD

手にもつと本当に小さいです。
とりあえず傷などがないかを確認し、次のステップへ進みます。

SSDのクローン化をする

SSD外付けキット

M.2のSSDをUSB経由で接続できる外付けのアイテムを使い、パソコンをUSB経由で新しいSSDを認識させます。

2024年現在の事情

従来はフリーのクローンソフトを探せばSSDにクローンを作ることができます。
いつも通りフリーソフトを探したところ、どうしても有料が必要になると言うことでね。

HD革命

日本のメーカーのHD革命を購入することにしました。

しかし、これは間違いです。
同じ容量のSSDに交換するだけなら、クローン化ソフトだけでよいのですが、大容量のSSDに交換する場合は、パーティションソフトが必要です。
今までフリーだった海外っぽいクローン化・パーティションソフトは、皆有料化してしまいました。

SSDを交換します

ThinkPadを開封

ThinkPadを開封します。
ネジを外して、クリップみたいにハマっている所があるので、カパッと外すだけです。

裏のカバーを外してしまうと、メーカーの無料サポートが受けられなくなるなどの制限がありますのでご注意ください。

SSDはこちらに装着されています。
ネジ1本で停まっています。

ネジを外すと、SSDを取外すことができます。

冷却シート

古いSSDに冷却シートが貼ってありましたので、剥がして同じ用に取り付けます。

起動して確認

無事にSSDの交換ができました。
これでいつでも大容量SSDへ交換ができますね。

なぜパーティションソフトが必要なのか?

現在のメーカー製パソコンのSSDは、こんなふうに

  1. 起動パーティション
  2. Cドライブ
  3. 回復用パーティション
  4. 緊急用パーティション

という形で、Cドライブの後ろ側にパーティションがふくまれています。
このままDドライブという形で追加するのであれば、パーティションソフトは必要ありません。

まず、回復用および緊急用パーティションを後方に移動させます。

余った容量でCドライブの拡大をすることができるようになりました。
日本のHD革命はクローン化までしかできませんでした。

これで実質980GBのThinkPadの誕生です。

実際に使っていないけど、何かあった時に使うパーティションが、Cドライブの真後ろに詰まっているので、そのままクローン化してしまうと、パーティションが先頭からの配置でコピーされますので、パーティションの再配置が必要です。

今回は「EaseUS Partition Master」を買っていれば、はじめのクローン化の時に、クローン化パーティションの変更を同時にすることができました。